@article{oai:tokoha-u.repo.nii.ac.jp:00000070, author = {Hamakawa, Sakae and 濱川, 栄}, issue = {36}, journal = {常葉大学教育学部紀要, Tokoha University Faculty of Education research review}, month = {Mar}, note = {『塩鉄論』で賢良・文学が唱えた、自国に非がある場合は譲歩してでも敵国との和解を目指し、全面的に戦争を否定する「絶対平和主義」は、どのような経緯により生み出されたものだったか。この問題を解決するためには、『塩鉄論』に先行する儒家文献を精査する必要がある。本稿では『易経』『書経』『礼記』『論語』を対象としたが、そのうち『書経』商書・湯誓、周書・大誥に見える庶民が戦争を忌避する姿勢、『礼記』中庸や『論語』泰伯篇に見える顔回の「攻撃されても報復しない」という生き方は、賢良・文学の主張に通底するものとみなすことができる。しかし、「絶対平和主義」に類するような思想は今回対象とした四文献からは見出すことができなかった。}, pages = {19--38}, title = {中国古代儒家文献に見る反戦思想(1)『易経』『書経』『礼記』『論語』}, year = {2016}, yomi = {ハマカワ, サカエ} }