@article{oai:tokoha-u.repo.nii.ac.jp:00000049, author = {鎌田, 公寿 and KAMADA, Kouju}, issue = {36}, journal = {常葉大学教育学部紀要, Tokoha University Faculty of Education research review}, month = {Mar}, note = {本研究は、主としてケア論の立場からの法主体への批判を取り上げ、それを軸に、法とケアの接続性をつまびらかにしたうえで、ケアを育む法教育の大枠を提示することを目的とする。ケアの本質は、各人がもつニーズへの応答にある。これを権利として国家が公的に保障するべきだという主張はすでになされているが、公的な保障を待つのではなく、人びとが互いにケアすることで、各人に対し法主体への道を拓くことが可能となる。したがって、われわれは当該社会に法主体、すなわち「権利の主体」として位置づけられる前に、「ニーズの主体」として位置づけられる必要がある。それは、ケアリング関係において自他の依存的側面を自覚し、すべての人びとを包摂する法システムの確立をめざそうとする子ども(=「市民」)の育成をねらいとする法教育づくりの、第一歩となるだろう。}, pages = {33--48}, title = {法とケアの間隙を埋める : 法教育におけるニーズの「公的」承認}, year = {2016}, yomi = {カマダ, コウジュ} }