@article{oai:tokoha-u.repo.nii.ac.jp:00002332, author = {山根, 悠介 and YAMANE, Yusuke}, issue = {2}, journal = {教育研究実践報告誌}, month = {Mar}, note = {令和3年7月3日熱海伊豆山地区で発生した土砂災害を引き起こした豪雨の発生条件について,気象庁提供の地上天気図と降水量データ,筆者が行っている学校気象観測のデータを用いて解析を行った。その結果,加藤学園暁秀(沼津市)での観測データにおいて7月1日から3日にかけて顕著な気温の上昇と気圧の下降,及び100%に近い高い湿度の持続が見られた。地上天気図を調べたところこれらの特徴は,7月1日から3日にかけての梅雨前線の北上による静岡県への南からの暖かい湿った空気の流入によるものと推察された。暖かい湿った空気の流入により,豪雨をもたらす積乱雲が発生発達しやすい気象状況が形成されたと考えられる。これらの考察における気象学習上のポイントについて,学校という定点における地上気象要素の変化と,その変化要因を探求するための地上天気図の解析という「点から面への思考の広がり」という観点から述べた。}, pages = {67--74}, title = {災害をもたらす豪雨の発生条件に関する解析とその気象学習への活用について : 令和3年7月熱海で発生した土砂災害を例として}, volume = {5}, year = {2022}, yomi = {ヤマネ, ユウスケ} }