@article{oai:tokoha-u.repo.nii.ac.jp:00002328, author = {大石, 健斗 and OISHI, Kento and 鎌田, 公寿 and KAMADA, Kouju}, issue = {2}, journal = {教育研究実践報告誌}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は、ケアの倫理を手がかりに、人間関係における「自由の相互承認」の原理を実質化するための方途を提示することである。人間的欲望の本質は「自由」であり、各人が「自由」を実感するには、互いに「自由」を欲する存在であることを承認すること、すなわち「自由の相互承認」を原理とする社会を構想する必要がある。人間関係のレベルにおいてこれを実質化するには、「自由」な活動を支える「存在の感覚」を得ることが欠かせない。「存在の感覚」は、ケアの倫理の前提である「呼応性」(応答性)によってもたらされる。さらに、応答するには、同じくケアの倫理が強調する人間の脆弱性や依存が鍵となる。具体的には、「自己承認」としての依存の了解と、「他者承認」のための依存の了解によって、関係が「呼応性」(応答性)を帯びるのである。}, pages = {35--42}, title = {人間関係における「自由の相互承認」の実質化に向けて : ケアの倫理を手がかりに}, volume = {5}, year = {2022}, yomi = {オオイシ, ケント and カマダ, コウジュ} }