@article{oai:tokoha-u.repo.nii.ac.jp:00001920, author = {藁科, 桃子 and WARASHINA, Momoko and 古市, 将樹 and Furuichi, Masaki}, issue = {1}, journal = {教育研究実践報告誌}, month = {Mar}, note = {数学の苦手意識の要因が数学記号にあるのではないかという問題意識から、もしそうであれば、なぜそうしたことが起こり得るのかを考察した。まず、西洋数学とその記号の伝播および日本への移入過程を概観した上で、それとは異なる和算の特徴、「文化的価値」について論じている。次に、具体を重視した和算から離れ、抽象を重んじる現在の数学教育の問題点を指摘している。それは余分なものを捨象して機能的に洗練されたはずの数学記号が実は言語に依存するところが大きく、言語に関する複雑さを記号によって単純化しているようでいてそうできていないことであった。そして最後に、記号とイメージの関係について、記号がそれのみで完結するのではなくイメージとの連関の中で流動的なものであるにもかかわらず、教育が固定化させていることが苦手意識を生じさせる一因なのではないかと論じている。}, pages = {57--66}, title = {数学記号から視る数学教育ー苦手意識の要因としての記号・イメージー}, volume = {3}, year = {2020}, yomi = {ワラシナ, モモコ and フルイチ, マサキ} }