@article{oai:tokoha-u.repo.nii.ac.jp:00001515,
 author = {清, ルミ and SEI, Rumi},
 issue = {34},
 journal = {常葉大学外国語学部紀要, Tokoha University Faculty of Foreign Studies research review},
 month = {Dec},
 note = {本研究は、西洋医学以外に伝統医学が存在するという共通点を持つ東アジア圏の国
民と日本人に関し、疾病観と医療行動の比較考察を試み、現代日本の医療文化と日本
人の疾病観の特性を明らかにすることを最終目的としている。本稿は、その第一段階
の基礎研究である。
　日本人が「風邪」を引いた際の医療行動とその背景の疾病観を考察する目的で、一
般薬局、処方薬局、代替医療・民間療法のいずれかを訪れた40 ～ 55 歳までの各50
名を対象に個別インタビューを実施した。その結果、薬を飲む人は、風邪は薬が治す
ものだと捉え、その考え方には家庭と周囲の人、マスメディアの影響が多大であるこ
と、風邪の原因は不摂生にあるとしながらも生活習慣の改善には消極的なことが明ら
かになった。その一方で代替医療・民間療法を選択した人は、薬に対する不信感が強
く、免疫力や自然治癒力を上げるために薬以外の方法を選択しており、生活改善に対
し積極的な姿勢が認められた。},
 pages = {35--43},
 title = {異文化コミュニケーションの視点から見た日本人の疾病観と医療行動の基礎的研究},
 year = {2017},
 yomi = {セイ, ルミ}
}