@article{oai:tokoha-u.repo.nii.ac.jp:00001497, author = {久留戸, 涼子 and KURUTO, Ryoko and 山本, 蘭 and YAMAMOTO, Ran and 櫻井, 正剛 and SAKURAI, Seigo and 大浦, 健 and OHURA, Takeshi}, issue = {38}, journal = {常葉大学教育学部紀要, TOKOHA UNIVERSITY FACULTY OF EDUCATION RESEARCH REVIEW}, month = {Dec}, note = {近年、花粉症や食物アレルギーの患者が増加し、症状も重篤化していると言われ、 この要因の一つに、環境汚染物質の関与が考えられている。本研究では、汚染物質と して、多環芳香族炭化水素(PAHs) とそのハロゲン化物に注目し、中でも、 benzo[a]pyrene(BaP)、benz[a]anthracene(BaA)、phenanthrene(Phe)とその ハロゲン化物を用いて、アレルギーに関与する肥満細胞の増殖能にどのような影響を 及ぼすか調べた。また、これらの作用を抑制するような物質の探索も試みた。BaP、 ClBaP、BrBaP では、低濃度で細胞増殖を促進する傾向が認められた。ここに Epigallocatechin gallate(EGCG)を3 × 10-5 M で複合曝露すると、その効果は抑 制された。また、松葉にも抑制作用が認められた。BaA、ClBaA、BrBaA では、増 殖の促進は認められず、Phe 及びそのハロゲン化物では、増殖を促進した。したがっ て、PAHs には、肥満細胞の増殖を促進するものもあり、アレルギーの重篤化に関与 する可能性も考えられた。また、この作用をEGCG や松葉が抑制することも考えら れた。}, pages = {351--360}, title = {ヒト肥満細胞に対する多環芳香族炭化水素及び植物由来物質の影響}, year = {2017}, yomi = {クルト, リョウコ and ヤマモト, ラン and サクライ, セイゴウ and オオウラ, タケシ} }