@article{oai:tokoha-u.repo.nii.ac.jp:00000149, author = {安達, 明久 and ADACHI, Akihisa}, issue = {1}, journal = {常葉大学経営学部紀要, Bulletin of Faculty of Business Administration Tokoha University}, month = {Sep}, note = {本研究は、世界44ヶ国(香港、台湾の2地域を含む。以下同じ)を対象に、各国のビジネス活動に関する文化的な特徴を、Geert H. Hofstedeらが提唱した諸類型に基づいて9つの「社会的価値観」として整理した上で、各国のこれらビジネス文化1)の特徴がどの様な「社会経済的要因」(自然条件、人種宗教、政治、経済社会の計4区分56要因を設定)と関連しているかについて、定量データに基づく科学的分析により明らかにすることを目的としている。主要な結論は、次の2点である。 ① 9つの社会的価値観のうち、「権威./平等」「個人/集団」「安定/リスク」「長期/短期」「現世/禁欲」「コンテキスト高/低」「実力/現状」「普遍/個別」の8つの価値観については、「キリスト教(プロテスタント)」「アングロサクソン」「モンゴロイド」「軍事政権」「高齢人口比率」「女性議員比率」など計29個の社会経済的要因との有意な相関が確認された。 ② 他方、社会的価値観のうち「競争/協調」については、幾つかの有意性を持つ社会経済的要因を抽出できたものの、全体として十分な相関をもつ要因群を抽出するには至らなかった。 ビジネス文化の国際比較に関する研究は、個人の経験や業務上の体験に基づくものが多い。本研究の特徴は、上記の様な「定量的統計的」な分析結果に基づいて、特定の「社会的価値観」(例 権威志向か平等志向か)が、どの様な「社会経済的要因」(例 アングロサクソン)と強く結びついているかについて、これら既存の経験等に基づく知見の妥当性を科学的に検証した点にある。さらに、調査対象とした44ヶ国について、当該国の「社会的価値観」と「社会経済的要因」の関係を簡易に分析するための「具体的分析ツール」を構築した点も、本研究の特徴となっている。}, pages = {1--12}, title = {世界44ヶ国のビジネス文化に関する定量分析(下)社会的価値観と社会経済的要因の相関分析と検証}, volume = {4}, year = {2016}, yomi = {アダチ, アキヒサ} }