@article{oai:tokoha-u.repo.nii.ac.jp:00001477, author = {花井, 信 and HANAI, Makoto}, issue = {38}, journal = {常葉大学教育学部紀要, TOKOHA UNIVERSITY FACULTY OF EDUCATION RESEARCH REVIEW}, month = {Dec}, note = {ヘーゲルによれば、思考とは記憶を内に含むから、後者を切り離して前者はない。 また判断とは、対象のもつ諸属性のなかから一つだけを取り出し、他を捨象すること である。他方デューイによれば、思考は観察と記憶の結合であり、観察と同時に知識 との照らし合わせが働く。判断とは、状況の中の査定あるいは見積であり、かぎりな く再構成されてゆく。ヘーゲルによれば、思考は経験から始まるとしてもそこから限 りなく遠ざかり、概念、理念にゆきつく。デューイによれば、経験の連続性のなかで、 状況のなかでの対象と個人の相互作用がなされる。デューイにあって、観察と記憶の 知的利用能力を、新たに要求される新しい経験領域を切り開く手段や道具として、注 視する。それを導くためには、教育的経験を洞察できる有能な教育者が生徒の前に現 れなければならない。}, pages = {93--109}, title = {教育目標としての思考力・判断力・表現力 ーヘーゲルとデューイとを対照させながらー}, year = {2017}, yomi = {ハナイ, マコト} }