@article{oai:tokoha-u.repo.nii.ac.jp:00001309, author = {安達, 明久 and ADACHI, Akihisa and 安達, 明久 and ADACHI, Akihisa}, issue = {1}, journal = {常葉大学経営学部紀要, Bulletin of Faculty of Business Administration Tokoha University}, month = {Feb}, note = {9000347467795, 本研究は、静岡県中東部地区に本社を置く地元企業について、その平均的な姿を明らかにすべく、東京商工リサーチの企業情報データベース「TSR」を利用して一定条件を満たす1,477 社を抽出し、資本区分、企業規模、経営者、業績などの視点からその特徴を整理分析したものである。さらに、それら企業の中から、50 年以上の社歴を有し、かつ順調な業績を維持している企業48 社を「長寿高業績企業」として特定し、経営理念、経営戦略の観点を加味して、その特徴を明らかにした。また、企業業績と理念等との相関についても分析を行ったものである。結論の要点は、次の3点。 ①静岡県中東部地区に本社を置く1,477 社の地元企業は、中小企業(資本金1 億円未満)が社数で8割強を占めるものの、その規模は全国平均を大きく上回っており、また、製造業のウェイトが高いことが特徴となっている。なお、業績面では、全国平均をやや下回っている状況にある。 ②長寿高業績企業48 社についてみると、その平均社歴は80 年を超え、売上高の平均値も200 億円を上回るなど、伝統ある大企業・中堅企業(資本金1 億円以上)が半数を占める。しかし、一方で中小企業も半数を占めており、小規模な企業であっても業績を維持し長期に亘り存続しうることが明らかになった。 ③長寿高業績企業は、長寿低業績企業(社歴50 年以上、低業績)との対比において、経営理念、特にビジョン(将来の姿)を明示することに積極的である。また、経営戦略の面でも海外への展開、および国内では地域性の活用や特定企業との関係構築に前向きに取組んでいる企業が多い。さらに、ビジョンの開示姿勢やこれらの戦略については、企業業績に対し、緩やかではあるが一定の正の相関を有することが統計的にも確認できた。}, pages = {1--16}, title = {静岡県中東部地区における長寿高業績企業の定量分析 : 48社の平均的姿と経営理念・経営戦略}, volume = {1}, year = {2014}, yomi = {アダチ, アキヒサ and アダチ, アキヒサ} }