Permalink : http://doi.org/10.18894/00001361
化学入門教育における形式陶冶 ―構造を持ちシステムをなす知識の獲得―
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File / Name | License |
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中川 邦明 |
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JaLC DOI | info:doi/10.18894/00001361 |
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アイテムタイプ | 報告書 / Research Paper |
言語 | 日本語 |
キーワード |
化学教育, 教員養成, 体系的知識, 学力の3要素, 形式陶冶 |
研究代表者 |
中川 邦明
( CiNii ID: 9000006023179 ) |
報告年度 |
2017
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抄録 |
真の意味での知識とは,いわゆる「バラバラの知識」,「計量され切り売りされる知識」とは異なり,その要素間が網目のように繋がった構造体である。その獲得のためには,要素間の繋がりと構造を自身の思考によってとらえ,自身の頭の中にその構造を再構築する必要がある。このようにして獲得された真の意味での知識だけが,新たな課題の解決に対して役つ。教員養成課程においては,学生がそのような真の知識獲得のプロセスを実際に体験し,その経験を通して学ぶことが不可欠である。そのための題材として,化学の入門段階を具体例としてとり挙げ,その意義を明らかにした。
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