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大学生と『論語』との新しい出会い
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File / Name | License |
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冨山 敦史 |
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JaLC DOI | info:doi/10.18894/00001357 |
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アイテムタイプ | 報告書 / Research Paper |
言語 | 日本語 |
キーワード |
『論語』, 孔子, 大学生, 変容 |
研究代表者 |
冨山 敦史
( CiNii ID: 9000375856045 ) |
報告年度 |
2017
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抄録 |
『論語』について,大学生はどのような認識をもっているのだろうか。これまでの学校教育において『論語』をどのように学んできたのだろう。本稿では,道徳臭が付きまとう『論語』の章句ではなく,試行錯誤の中に生きた孔子の姿,弟子たちと生き生きと真剣に関わる孔子の語り,喜怒哀楽を抑制することなく大いなる振幅を体現した孔子の生き様に関わる章句を授業の中で示し,学生自らが選定した章句を解釈し,それを教材化していくことで,学生たちがどのように『論語』や孔子についての「見方」や「とらえ方」を変容させていったのかを報告する。全15回の授業を通して,将来教育者を目指す学生たちが『論語』を通して変容し,「学ぶこと」「教えること」への自己認識を深め,児童生徒に対する眼差しの深化を図りたいと考えた。
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