Permalink : http://doi.org/10.18894/00001355
教育領域におけるボランティア学習の位置づけと今日的課題の一考察 ―教職学生の指導プログラム開発の必要性についてー
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File / Name | License |
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野村 和代 |
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JaLC DOI | info:doi/10.18894/00001355 |
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アイテムタイプ | 報告書 / Research Paper |
言語 | 日本語 |
キーワード |
ボランティア学習, サービスラーニング, アクティブラーニング |
研究代表者 |
野村 和代
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報告年度 |
2017
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抄録 |
ボランティア学習は人格形成,市民性の発達を目的とした日本独自の学習形態である。ボランティア活動,奉仕やサービスラーニング等の目的の異なる類似した活動・学習形態との混同があり,教員と児童生徒,保護者,地域住民との間に学習目的の共有の難しさが生じ,学習効果の低下が懸念される。教育現場にアクティブラーニングの導入が始まり,ボランティア学習との親和性も高く,指導力の向上が期待できるであろう。単なる場の設定に留まらず,児童生徒や保護者・地域住民に対して目的を周知し,児童生徒の事前準備や振り返り指導プログラムを整え,深い学びにつながるよう学習カリキュラムを組み立てる必要がある。今後教職課程の学生はこれらに対応するスキルが必要であり,スキル形成のプログラム開発を大学のカリキュラムの一つとして位置付けていくことが重要といえる。
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